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働くオンナの5年間、
ブログ「i live you!」の傑作を再構成
i REwrite you!
クリエイターの転職日記06
高卒のバカにデザイナーは務まらない!?

当時作った下北沢のフリーペーパー用ビジュアルと撮影指示書。久しぶりに見たけどよく出来てる(笑)
「デザイナー」は技術職である。
職業を名乗ることは名刺さえ作ってしまえば良いのだけれど、いざ就職となると普通の求人誌には出てこない。
そこで、マスコミを中心とした専門の求人サイトが存在する。
使えるソフトとその実務経験などを入力して、スキルにあった求人を探す。
私も、求人情報はほとんどWEBが中心で探しているが、他に「人材斡旋会社」というのがある。
デザイナーに限らずライター、カメラマン、編集者などの、出版、広告などのマスコミ系はいわば特殊技能。 しかもクチコミと人脈でどれだけ広げられるかがスキルのひとつでもあるため、なかなか求人が表に出ない閉ざされた業界でもある。
しかし、待っていても良い人材が現れるとも限らない。そこで、効率よく特殊技能を持つ人々をそれぞれのスキル別に分別し、会社と労働者をマッチングしてくれる「人材斡旋会社」のマスコミ版の登場である。
老舗の「マスメディアン」から外資系の「エイクエント」まで、探すと結構ある。事実、友人の中でも斡旋によって転職した人も多い。
昨日はMdNに広告が出ていた、クリエイター系の仕事を紹介する人材紹介会社「優クリエイト」へ、登録のため面談に行って来た。
「マスメディアン」や「エンクエント」は知っているが、「優クリエイト」は知らなかったが、名前が同じだったので親近感が湧いたのだ。(私の名前コヤナギユウは漢字で小柳優と書く)
面接、面談のたぐいは既に4つ目。
もうなめらかに口も回るし余計なことは言わなくなった。
緊張なんてドアを開ける前までだ。
面談なのに和やかなムード。
グラフィックデザイナーとして会社の組織に入ったことがないため、自分の力量に自信のない私。そこへ担当者の方はポートフォリオを見て「コヤナギさんのキャリアは問題ないですよ」と言ってくれた。
その言葉がどんなに救いになるか……。
通常1時間ほどかかる面談も、なめらかに話が進んで40分ほどで終了。
中1日以降から仕事の紹介が始まるらしい。
要望と希望と妄想は十分に伝えたので、どのようなお仕事を紹介されるか楽しみでもある。
その後、先日面接を受けて来た「変わったWEB製作会社」へ二次面接に行く。
独立志向が強くて個人主義な私を買ってくれているのだ。
紙媒体は扱っていないものの、社風に興味があるので私もまだ悩んでいた。
まず、悩む前に受からねば、選ぶような立場にない。
二次面接には「簡単な適正テスト」があるらしい。
クリエイター系派遣会社のスキルチェックみたいに、HTMLタグを書いたり、簡単な広告を作成したりするのだろうか。
(私が派遣時代にお世話になった人材派遣会社は「エキスパートスタッフ」というところ)
打ち合わせ室へ通され、6人もの社員の方がやってきた。
お誕生日席に私が座り、7人で質疑応答。
ああ、なんだか異空間。
私のことを評価していてくださっていて、割と和やかなムードである。
「もしうちが来て欲しいと言った場合、you!さんはどうします?」
と聞かれた。
「正直迷っています。こんなこと、こちらでうち明けるのも変なお話なのですが、憧れの事務所へ当たって砕けるチャンスもなかなかないのでチャレンジしてみたいんです。どうなっても、このご縁を上手く繋いでいきたいとは考えているのですが…」
ホントにバカ正直に答えてしまった私に、
「もし今回来られなくても、来年、再来年とご縁があるかも知れませんからね」
と言ってもらえた。
優しすぎる。
ご厚意に上手くお答えしたい。
今回就職することになっても、ならなくても、パワーアップした私で事業の拡大に貢献させて欲しいと思った。
程なくすると面接は終わり、いよいよ「簡単な適正テスト」である。
「今回のテストの結果を見て、採用不採用は…そうですね、明日明後日には差し上げますよ。うちは早いんで」
そういうと社長さんは達は部屋を退室された。
女性の社員の方が紙を持ってくる。
どうやら筆記テストのようだ。
と言うことはHTMLタグの虫食い問題とかかしら。
「55分間テストなので、そのころにお伺いします」
テストに目を落とす…
普通に数学だ。
分数のかけ算に始まり、xを求める方程式、図形、おそらく私の卒業したアホ高校では習わなかったようなものも。
……全然わかんねーよ。
なんだ、分数のかけ算って。
ひっくり返してどうするんだっけ?
母数も掛けて良いんだっけ?
次にめくると国語。
漢字などではなく同意語、対義語、正しい漢字の四字熟語。
……知らないよ!
次にIQテストのような図形はおそらくクリアー。
(こういうのは得意)
その次の論文というIQテストの文字版みたいなやつ(各階に部屋が4つある2階建てアパートの真ん中あたりがAさんの部屋、その隣がBさんの部屋…とかそういうの)。
もう数学と国語にクラクラの私には集中力は底をついていた。
この忌まわしいテスト用紙をビリビリに引き裂いて破り捨てたい衝動を幾度となく堪える。
ああ! 大声を上げて頭を掻きむしりたい。
本気で葛藤している間に女子社員さん入室。
55分終了。
最後の問題まで到達できず、終 了 。
ああ、学校の勉強もちゃんとしておけば良かった…
就職率が9割を越える、市内有数の「バカ女子校」が最終学歴の私だ。
……これで落ちたら、絶対筆記のせいって事だよね。
オリジナル投稿(2005.03.31 Thursday 15:59)
沼垂高等学校卒業生レベル


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- コヤナギ ユウ
- (yours-storeダイヒョー)
- イラストレーター・デザイナー・プランナー、株式会社yours-store代表。趣味が趣味に留められず「始めることが大切」と見切り発車し、「続けることがいちばん大切」と雪だるま式に人を巻き込む。登山とカメラが今の趣味で雑誌マニア。社会科見学先でハンカチーフを集めている。
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