〜ヨガとは生きることそのもの〜


私は報道局社会部の記者である。
普通なら人生に1度も遭遇することが無いであろう
殺人や死亡事故など、ウルトラ級の悲劇的場面に日常的に接する。


想像を絶する犯人の残虐性。
被害者のパニックや猛烈な悲しみ・怒り。
さまざまな負のものが自分の中に怒涛のように流れ込む。
はじめはこれらに身体と心を蝕まれた。
強迫観念に悩まされ、不眠、そして激太り!


1年半前に始めた「アシュタンガヨガ」に救われた。
ダイナミックでパワフルなヨガだ。
みるみる身体が変わっていった!


身体と心は繋がっている。
強くしなやかになるにつれ、心に平穏が宿り、自由になっていった。
「本当に必要なもの」と「いらないもの」が鮮明に浮かび上がった。


必要なもの
家族、自然と接する時間、新鮮な野菜を食べること、友人、笑うこと。


いらないもの
無駄な欲望、華美な生活、不健康な食べ物や習慣、余計なストレス。


シンプルに生きることがいかに幸せか知った。
無駄なものが多い世の中だ。ついつい見失いがちだ。


ヨガを通して世界は繋がっているという意味が分かった。
地球は私、私は地球。
そういうつながりを感じていると、孤独の感情はなくなった。
ちなみにヨガは『繋がる』という意味である。


アシュタンガヨガ

アシュタンガヨガ(ヨガ)
創始者:パタンジャリ
ポーズとポーズの間を流れるように繋いでゆき、積極的にカラダを動かしていくヨガ。アシュトとはサンスクリット語で「8」を表し、8つの部門(アシュタン)を理解すヨガの根本教典。

アインシュタイン博士が語った150の言葉が掲載されているシンプルな本。
20代半ばに出会ったこの一冊は私のバイブルだ。
物理は赤点だし「相対性理論」はまったく分からないが、彼は敬愛する師である。


彼のことばは、一般的に私達がイメージする物理学者のそれではない。


科学や物理は突き詰めていくと宗教と同じなのだと知った。
博士は個々の現象や要素に興味があったのではなく、「神の思考」を追い求めていた。
「神がどのようにしてこの世界を創造されたのか」を。


一見、物理と宗教なんて間逆に見えるが、
「神の思考」に概念的側面から近づこうとするか、
理論的に近づこうとしているだけの違いだ。
結局たどりつく場所が一緒というのが面白い。


神様にもっとも近づいた偉大なる天才物理学者は、
神を前にしてとても謙虚で真摯だった。
そして神が創ったこの世界を愛していた。


アインシュタイン博士の言葉には、この世の「真理」がユーモアたっぷりに語られている。
何かに迷ったときに、この本のページをめくることにしている。


アインシュタイン150の言葉

アインシュタイン150の言葉(単行本)
編集:ジェリー メイヤー;ジョン・P. ホームズ
出版社:ディスカヴァー・トゥエンティワン
ISBN-10: 4924751588
ISBN-13: 978-4924751583
発売日:1997/3/31
価格:1,260円(税込)
profile
龍円愛梨
龍円愛梨
(記者)
1977年3月31日スウェーデン ウプサラ市生まれ。テレビ朝日社員。2006年まで同社アナウンサーを務め、社会部に異動。現在は現場の第一線にて記者として手腕を奮っている。