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- コヤナギユウ(yours-store)
働くオンナの5年間、
ブログ「i live you!」の傑作を再構成
i REwrite you!
冴えないタネは自分の中に。
寄せる期待と足りない自分

写真は2007年のゴールデンウィークに訪れた豪農の館の「猫ちぐら」。「冴えないとき」っていうのは、自分の中の小さなちぐらに引きこもってる感じだ。
なんだか冴えない時ってありますよね。
明白な理由があったりなかったり、
潜在的な理由があったりなかったり。
今の私は絶対的な前者でありながら、後者を装うヤサグレです。
薄々冴えなくなった出来事に、心の引っかかりを感じつつも、どこかで開き直って、見て見ぬ振りしている。
すると、今までは気をつけていれば絶対しないようなミスも頻繁に起こしてしまい、もうショックを受ける暇もない。
冴えなさ加減は仕事はもちろんのことプライベートにまで及び、包丁で手を切ってしまったり、熱いものを運んでいてこぼしてやけどしたり、ちょっとお片づけのつもりが大掃除になって途方に暮れたり……冴えません。
それもこれも「こころここに在らず」だからに違いない。
仕事のこと、お金のこと、身体のこと。
将来のこと、家族のこと、友達のこと。
方法のこと、連絡のこと、調子のこと。
都合のこと、進捗のこと、理解のこと。
割り切って気にしないっていう手、
思い切って誰かに相談するという手、
振り絞って打つ手をすべて打ってしまうという手、
などなど「手」は沢山ありますが、
頭で考えた最善策を、身体が拒否して実行できないなど、現状打破は一筋縄に行かないこともあるのだなと身をもって痛感させられてしまいます。
相談事のアドバイスって、他人事なら簡単なのに、自分事だとなかなか難しいのはそのせいか。
このままじゃいけないと分っていても、動くことができずに、こまねく以外に手がないなら、出来ることはただひとつ。
「割り切って気にしないっていう手」
以外にないわけで。
気にしないと平然を装う事を、誰に宣言するわけじゃないけど……
なんだか後ろめたいような。
他人に対しても、自分に対しても、「不安で心配している」とポーズをとらなくては、いけないような気がしちゃう。
結局の所、弱ることで助けや許しを期待するのかな。
同情されたり、励まされたりして、自信をつけたいのかな。
いやいや、そんなことは望んでいない。
周りを巻き込んで落込みたい、なんて本心じゃない。
そうか、そうなんだ。
「心配をかけたくない」「期待に応えたい」
という自分の思いに応じた、
「心配はいらない」「期待している」
という反応に戸惑っているのだ。
順風満帆であると思われるプレッシャーに、
慣れているようで、負けている。
出来てるようで、出来てない。
うん、それだ。
ただ、それだ。
今はその器を押し広げようと中から手を突っ張っているとき。
プレッシャーは自分自身からもかかっている。
私も私の望みを叶えたいし、期待している。
そのプレッシャーから解放されたいと望むから、弱る。
解放されてしまう恐怖から、後ろめたくなる。
ああ、そうだ、それだ。
オリジナル投稿(2007.05.14)
煮え切らないタネ


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- コヤナギ ユウ
- (yours-storeダイヒョー)
- イラストレーター・デザイナー・プランナー、株式会社yours-store代表。趣味が趣味に留められず「始めることが大切」と見切り発車し、「続けることがいちばん大切」と雪だるま式に人を巻き込む。登山とカメラが今の趣味で雑誌マニア。社会科見学先でハンカチーフを集めている。
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