憶測の数字から見える不運な合致。
恋バナを理論でひも解く非モテ考察。

「面白いこと始めたね!」
って言ってもらえる半面、
「ちょっと背伸びしてる感じがある」
「少し高圧的」
「もっと“等身大”っぽくやれば?」
などのありがた〜いコメントをいただいた創刊号。

たしかに、創刊号っていうやつは、やたらと肩に力が入り、目標が高すぎて、息切れしちゃうものです。
でもそこは、ね。
それも踏まえて通る道だと思うのです。
努めます。はい。

そこ行くと!
今回の「踊る!からだ」は
とっても私たちらしいと言うか、
私たちの真髄に迫る内容になっていると思います。

つまり、理論的な恋バナ!

私がフリーペーパーをこのメンバーで作れるんじゃないか、と思ったきっかけはアタリマエのように、お茶を飲みながら繰り広げられる世間話であり、その議題のほとんどが、乙女の最大の関心事「恋」です。

でもこの女友達の恋バナは面白い!
なんつったって、
客観的でお互いの意見を積み重ねていける理論派。
理屈の面で
恋の何たるかを結論付けられるってわけです。
感情論のはずなのに、理論的。

今日は、この企画の中には入れられなかったオモロい「恋の論理」をひとつ、ご紹介。

それは、「恋愛プロ論」

理想は決して高いわけじゃないのに、なかなかステキな人と巡り会わない。
そう考えている人も多いのではないでしょうか。

今までの経験上、変に恋愛に臆病になっている、というところを差し引いてもどうも「恋愛対象」が少なすぎると思いません?

たとえば、電車のホームや待ち合わせした窓際のカフェから、道行く人を眺めてみてください。
ひょっとして知り合いが歩いていたって見逃してしまうくらいの人通りがあるにも関わらず、あなたの琴線に触れた人が、何人いた?

そもそも「恋愛対象」となるひとは
どんなタイプでしょうか。

適度にお話が出来て、
適度に服装もそれなりに、
適度に働いていて、
あとは優しくて、ウソをつかない、まっすぐな人…
そう考えていませんか?

出生率から考えて、男女の差はそれほどありません。
男10、女10としましょう。

なにかしらのトラウマや怠けにより、
恋愛前線から脱落してしまった人を今まで出会った雰囲気から2とすると、
8が恋愛活性層といえます。
そのうち、3くらいは社会に出る前から「モテ」を意識して生きて来た「プロ」だとします。

女=10=2脱落、3プロ、5アクティブ層

おそらく、私も含め、このコラムを読んでいる多くの女史が「アクティブ層」だとしましょう。

では、男性側はどうでしょうか。
男性にも幼少から「モテ」を意識して生きてきたプロは2はいるとしましょう。
問題は次です。
男性の「脱落層」の多いこと!
脱落または休止しているだけでその気でないってわけではなさそうですが、
感覚的に5に余る勢いで存在している気がします。
するってーとアクティブ層はたったの3ですよ!

女性の場合は美意識の高いプロ階級から売れていくのものですが、
男性の場合はちょっとちがいます。
みんなの理想はだいたいこうですから。

「適度にお話が出来て、
適度に服装もそれなりに、
適度に働いていて、
あとは優しくて、ウソをつかない、まっすぐな人…」

主に1つのターゲットに対して
働きかける女史のプロとは違い、
たくさんの女性にモテようとする男性のプロと呼ばれる人達はメーンターゲットではないのです。

そう!
なんと、驚くことに女プロ3+アクティブ層5=8で
男アクティブ層3を
取り合ってることになるわけですよ!

しかもこの数字の不運な合致を見てください。

男アクティブ層3
女プロ3

…完全に「女アクティブ層5」があぶれちゃってるわけじゃないですか。

男性側、もしくはこれを読んでいる女プロからはこう言われそうです。
「じゃあ、頑張ってプロになれば?」と。

あなたの職種で考えてください。

あなたはその職業、勤続何年ですか?
3年?5年?

モテのプロは早ければ小学生から、
ピチレモン読みながら好きな男の子に振り向いてもらうおまじないを掛けたりしてるわけですよ。
中学生にはセブンティーン片手に「初デートのドキドキコーデ☆」とか研究してるわけですよ。
高校生時分にはもっと差がついていて、ナンパされて奢らせる隙のつくり方までカンペキにマスターしているわけですよ。

あなたが大好きなバンドの出生やその楽曲のコードをひも解いてるその隙に、
あなたが明治時代の文明開化に精通しているその隙に、
あなたがなけなしのバイト代で洋服をコレクションしているその隙に、
私がCMYKとRGBの違いに感銘を受けているその隙に、ですよ。
その「職歴」たるや歴然ですよね。

10年選手に、すべての努力家が敵いますか?!と。

今回の「オカコン対談」こと「男性の本音を聞いて、脳に刺激を!」を受けて、
それでも腐らずにプロを目指して努力すべし!ということに対しての、寛容な男性の意見は非常に励みになりました。
私も牛歩ながら、モテに関してもう少し意識を持って成長していきたい所存です。

と、ともに…!

男性の脱落層に対しての活性化運動を計っていきたいです!
是非に!

数字は雰囲気を踏まえた憶測に過ぎないけれど、これって結構遠くないと思うの。 だから、明るい未来のためにも、だよ、カッコイイ男子も増やしていきたいじゃない。
でも、どうすりゃいいの?

次に創刊するならcomplex daliかしら。

いやいや、そのまえに自分が脱落層に行かないよう、気をつけよ。
だって、こんなこと言ってたら、もう十分脱落予備軍な気がするもの。
はぁー、モテねぇモテねぇ。

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コヤナギ ユウ
コヤナギ ユウ
(yours-storeダイヒョー)
イラストレーター・デザイナー・プランナー、株式会社yours-store代表。趣味が趣味に留められず「始めることが大切」と見切り発車し、「続けることがいちばん大切」と雪だるま式に人を巻き込む。登山とカメラが今の趣味で雑誌マニア。社会科見学先でハンカチーフを集めている。
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